チャートに現れたドラゴンを見逃すな?
ドラゴンパターン
よくわからない相場が続く中で、少し面白い形を見つけたので、共有したいと思います。
それが、こちら!
って、どこがドラゴン?って思われる方もいるかもしれません。
そこで、なぞってみました。
ドラゴンというよりも、下手な犬の絵という感じですが、一応ドラゴンパターンだと思います。
詳しい話は、トーマス・N. バルコウスキー氏のサイトをご覧ください。
AからZまで色々なチャートパターンが分類されています。
これを、味も素っ気もない説明をすると、最初にダブルボトムを作って、その後急上昇するパターンなのです。それが、ドラゴンに見えなくもない、ということです。
これは、米株のSP500の5分足なのですが、まず、最初に長い下ヒゲができます。
これは、ニュースが原因なのですが、大きく下げてすぐに戻した形です。
そこで、私は前にも説明した「ピン バーだ」と思ったのですが、違いました。
だらだらと横に推移した挙句、もう一度大きく下げるという・・
普通は、ここでピン バーの可能性もなくなった、と思うのですが、チャートを見ると、明らかにダブルボトム。
しかも立派な下ヒゲのダブルボトムなので、「相当あげるだろうな」と感じました。
その後、前足と後ろ足がつながっている頂点、高い値段まで上昇すると(下図のEの文字の中間の値)、ブレイクしました。
これは、ダブルボトムのブレイクと同じです。
上昇の目安としては、E値といって、ダブルボトムを作ったレンジと同じ値幅(高さ)分の上昇をしています。
これは、よくあるサイズなので、ご自身の見ているチャートでも、ご確認ください。
E値を知っておくと、どの辺が利確ラインかわかるので、目処が立ちやすいですよね。
今回は、下ヒゲが長いので、足長ドラゴンだ!