「相場っ子」のトレード記録

米株、日経225等の指数と為替・ゴールドなどのトレードやってます

相場のレンジを見極める方法

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チャートを眺めていると、ぜーんぜん動かない時があります。

動かないと言っても、実際は動いているのですが、とても小さい値幅を行ったり来たりしていることがあります。

なぜ、レンジはできるのでしょうか?

 

なぜ、レンジはできるの?

  • 理由1:売り買いが拮抗している

1つは、売りと買いが拮抗(きっこう)しているということですね。

何々の戦い、のように、両者譲らずと言った感じでしょうか。

 

  • 理由2:「待ち」の状態である

2つ目は、「待ち」の状態である可能性もあります。

では、何を待っているのでしょうか?

例えば、時間的な待ちです。

「何時になったら、上昇を仕掛けよう」と、多くの資金を持つ人たちが計画していれば、そこまでは値幅はあまり無くなります。

例えば、NY時間は参加者が多いので、NY時間待ちなども多いです。

つまり、日本時間、アジア時間はレンジのことが多いですね。

 

また、そのほかにもチャートには、時間足というのがありますが、私たちは1時間足をついつい見ることが多くなったり、15分足で売買するという人もいると思います。

そう言った人々の時間軸の流れの中で、いつの間にか(なのかはわかりませんが)ある時間足で動いている・・ということがあります。

 

これを理解するには、例えば私も経験がありますが、ずーっと上がり続けていた相場で、時間が切り替わった途端に、その上昇が止まった。という経験はないでしょうか。

 

それは、たぶん1時間足を基準に相場が動いているからなのです。

 

その場合、例えば8時まではずっと上昇していたのに、9時になったら上昇が止まったのであれば、8時30分くらいからずっと値幅が動かなくなるようなことがあります。

それはなぜかというと、1時間足を基準に相場が動いている中で、8時30分までに目標価格まで到達すれば、あとは9時までどっかで時間を潰す、と言った感じのことが、チャートでも行われているからだと思います。

 

また、チャートに移動平均線ボリンジャーバンドなどをいれているとみたことがあると思いますが、その先の波を予測することができます。

それをみていると、すぐには例えば下落しないだろうな、と感じる場所ならば、その地点に到達するまでレンジで時間を稼ぐ、ということもあるようです。

 

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  • 理由3:長期足の転換点である

例えば、日足などで下落の半値戻しなどの地点である場合、そこで、トレンドが変換する可能性があります。

トレンドが転換する場合、すぐにキュっと上昇から下落へ切り替わることはできません。

ゆっくりと時間をかけて、トレンド変換をします。

このトレンド変換をしている最中かもしれないので、長期足で確認してみましょう。

 

 

レンジになったといち早く確認する方法

トレンドとは?

トレンドとは、上昇だったり下落が、はっきりとわかる状態です。

ある値段からある値段に移動中ということです。

このトレンドが出ていることがわかる方法は、上昇トレンドならば、高値を切り上げ、安値を切り上げている場合です。下落トレンドならば、高値を切り下げ、安値を切り下げている場合です。

 

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レンジとは?

先ほどの高値の切り上げが終わった時点で、上昇トレンドは終わります。

すると、「この上昇トレンドが終わるかも?」と思うことが大事。

それは、下落かレンジかどちらかに転換する可能性が出てきたということです。

 

では、高値の切り上げをしなくなりました。

そして、安値の位置で切り返しました。そうなると、下落ではなくレンジの可能性が高くなったということです。

ただ、それから上昇をして、先ほどの高値を超える場合もあります。そうなると、また上昇トレンドに戻るかもしれません。

それは、もう少し見守って、方向性を確認します。

 

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レンジの中では、上の図のように、上から下までぎっちりと移動する場合もあれば、途中で切り返してだんだんと値幅が小さくなることも多いです。

つまり、レンジの幅の中で、三角保ち合いと呼ばれるようなさらに小さなレンジができることも多いです。

 

こんな場合は、値幅がとても小さくなり、トレードも難しくなるので、レンジの場合は損をしてしまうことも多いので気をつけましょう。

 

どうせなら、レンジを突破するときに、レンジブレイクといって大きく上昇、もしくは下落をするので、そこを狙いたいです。

 

レンジブレイクの記事とは?

soubako.hatenablog.com

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